カラーホイール活用法|理論でわかるプロの配色術

おしゃれ術の基本と応用

カラーホイール活用法|理論でわかるプロの配色術

おしゃれ上手な人の共通点、それは配色のバランスが絶妙なこと。センスに頼らなくても、カラーホイール(色相環)を使えば、誰でも理論的に色合わせができるようになります!

この記事では、カラーホイールの基本から、ファッションに応用するプロの配色術までを、初心者にもわかりやすく解説。実践的なコーデ例も含め、しっかりご紹介します。


1. カラーホイール(色相環)とは?

カラーホイールとは、色の関係性を円形に配置した図のこと。色相・明度・彩度のバランスを視覚的に理解でき、調和した配色を作る際のガイドになります。

  • 隣り合う色:類似色
  • 対角線の色:補色
  • 三角形で結ぶ:トライアド(三角配色)

基本的な12色相環を知っておくだけでも、配色力がグンとアップします!


2. 配色の基本パターン5選

① 類似色配色(アナロガス)

ホイール上で隣り合う色を使う配色。調和が取れやすく、ナチュラルな印象に。

  • 例:ブルー+ブルーグリーン+グリーン

② 補色配色(コンプリメンタリー)

正反対に位置する色の組み合わせ。コントラストが強く、目を引く配色。

  • 例:赤+緑、青+オレンジ

③ 分裂補色配色(スプリットコンプリメンタリー)

補色の両隣を組み合わせる方法。強いコントラストを避けつつ華やかに。

  • 例:赤+青緑+黄緑

④ トライアド配色(三角形)

カラーホイール上で均等に配置された3色。ポップで元気な印象。

  • 例:赤+黄+青

⑤ テトラード配色(矩形・四角形)

4色でバランスをとる配色。難易度は高いが印象的なスタイリングに。

  • 例:紫+オレンジ+緑+赤

3. カラーホイールをファッションに活かす方法

■ 1. 顔まわりに似合う色を選ぶ

トップス・スカーフ・アクセサリーなどはパーソナルカラーやカラーホイールを参考に。

■ 2. ベースカラー+アクセントカラーで引き締め

類似色のベースに補色やトライアドの一色を小物で入れると、こなれた印象に。

■ 3. シーンに合わせて選ぶ

  • オフィス:類似色+モノトーン(安心感)
  • カジュアル:トライアドやスプリットで遊び心
  • 特別な日:補色+彩度を抑えた品のある組み合わせ

4. 配色バランスの黄金比「70:25:5」

カラーコーディネートでは比率が重要です。

  • 70%:ベースカラー(ネイビー・ベージュなど)
  • 25%:アソートカラー(調整役)
  • 5%:アクセントカラー(差し色)

この黄金比を意識するだけで、色の使いすぎやゴチャつきを防げます。


5. 季節別・おすすめカラーパターン

● 春

  • ベース:ベージュ
  • アソート:アイボリー
  • アクセント:ミントグリーン、ピーチ

● 夏

  • ベース:ホワイト
  • アソート:ブルーグレー
  • アクセント:ターコイズ、ライラック

● 秋

  • ベース:カーキ
  • アソート:ブラウン
  • アクセント:マスタード、テラコッタ

● 冬

  • ベース:ブラック
  • アソート:グレー
  • アクセント:ワインレッド、ロイヤルブルー

まとめ:カラーホイールを味方に、理論でおしゃれを攻略!

カラーホイールを使えば、「なんとなく」の色選びから卒業できます。
色の関係性を理解すれば、誰でもセンスよく見える配色ができるように!

まずは類似色→補色→トライアドの順に、簡単な配色から試してみてください。

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