【1980s】マドンナとマイケル・ジャクソンが生んだファッションの影響

1980年代はファッションの転換期

1980年代は、音楽とファッションが密接に結びついた時代でした。マドンナとマイケル・ジャクソンという二人のスーパースターが、世界中の若者のファッションを変えたのです。

マドンナはレースの手袋、ゴツめのアクセサリー、レギンス、チュチュスカート、ネオンカラーなど、さまざまな要素を組み合わせて型にはまらないスタイルを生み出しました。女性の自立や強さを表現する象徴ともなり、パワフルでセクシーなファッションは多くのファンに影響を与えました。

マイケル・ジャクソンの象徴的なファッションアイテムといえば、 赤いレザージャケット、白い手袋、ハット、サングラス、黒のローファーです。特に「スリラー」や「ビリー・ジーン」のミュージックビデオで見せた衣装は、世界中の人々にとって忘れられないスタイルになりました。

マドンナやマイケルだけでなく、当時の若者たちのファッションは ネオンカラーやオーバーサイズのトップス、 レギンスなどが特徴的でした。
パワーショルダーのジャケットやレイヤースタイルも流行し、「派手で大胆な装い」がステータスとなっていました。

テレビでのMTVの影響もあり、ミュージックビデオがファッションを牽引。スターたちの衣装はそのままトレンドとなり、若者は彼らを真似てファッションを楽しんでいました。

現代でも80年代ファッションは再注目されています。レトロブームの中で、ネオンカラーやパワースーツ、 マドンナ風のレースファッションなどが現代風にアップデートされて登場しています。